身近な例で言うと、ドメイン名とはメールアドレスの @ より右側、Web ページのURL の http(s):// と スラッシュの間の、いくつかのドット (ピリオド) で区切られた文字列です。ドットで区切られたパーツは右に行くほど大きいグループとなり、一番右の部分をトップレベルドメイン (略して TLD) といいます。例えば google.com というドメインがあったら、com の部分が TLD です。Google は google.com というドメインを所有していると思いますが、ドメインの所有者はサブドメインといって、例えば www.google.com, docs.google.com などといった子ドメインを自分で定義して使用することができます。
ドメイン名管理の総元締めは IANA とか ICANN といった組織ですが、例えば .jp ドメインなら JPRS、などというように、TLD によって別の組織に管理が委託(?)されたりしています。
個人でもドメイン名は持てるの？ はい、持てます。レジストラと呼ばれる企業からドメイン名を購入することができます。有名なレジストラとしては GoDaddy、Google Domains、日本企業ならお名前.com などがあります。費用は年1000円ぐらいから。いいドメイン名は値段が高くなったり、また初年度の登録料は安いけど更新する度に高くなったりするので注意が必要です。
ドメイン名を何にどうやって使うの？ ドメインは自分の Web ページのアドレスにしたり、自分のメールアドレスにしたりできます。Web ページを作るにしても自分のメールアドレスを作るにしても、ドメイン名を持っているだけではダメで、Web ページを公開するサービスやメール送受信サービスを自分のサーバーで立ち上げるか、既存のホスティングサービスやクラウドサービスで独自ドメインを使わせてもらえるものを契約する必要があります。よくわからなければ、いきなりドメイン名を買うより、まず Web ページを作るサービスや独自ドメインのメールサービスを見つけた方がいいかもしれません。そういうサービスではドメイン名もついでに購入できることが多く、一緒にドメインを買うと面倒な DNS の設定をせずに済んだりします。
whois とは
DNS とは
DNS レコードの管理
ドメイン名の移管
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